M.K × O.S
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ブロードキャスト事業部

開発から保守まで
ワンストップで対応

音を操るエンジニアが語る
自社開発の魅力
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Harmonyシリーズとは? ~コミュニティFMを支える技術~
O.S
私たちが手がけているHarmonyシリーズは、コミュニティFM向けの放送システムです。一般的に放送局では番組表を管理するシステムと、スタジオで音を出すための「ポン出し」システムがあります。放送業界用語の「ポン出し」とは、番組やイベントなどで使われる効果音や音楽、BGMなどを進行のタイミングに合わせて手動で再生することで、タイミングの正確さや即応性が求められます。私はその「ポン出し」システムの担当で、実際に音を出すためのソフトウェアを開発しています。少人数ですが、3、4人のチームでそれぞれ仕事を分担して取り組んでいます。
M.K
私は基幹システムの開発を担当しているんですが、O.Sさんのように音を出す方ではなく、出された音を管理して、どう電波に乗せて送出するかという部分を手がけています。コミュニティFM向けのシステムでは、スタジオのシステムから送出まで一貫して管理する必要があるので、いろんな機能を分けてチームで開発に取り組んでいるんです。
O.S
もともと浜松には楽器関係の会社が多いのがきっかけで、当社で放送関係の開発を行うようになったようですが、この分野はかなりニッチですよね。競合他社もあるにはあるんですが、大手メーカーがこの分野から撤退してから当社が力を入れ始めたという経緯がありますね。
M.K
最初は静岡駅前オフィスのブロードキャスト部門で開発したものを自社開発製品として販売するようになり、それぞれのお客様向けにカスタマイズしながら発展させてきたんです。コミュニティFMは全国に400局くらいあるんですが、現在は北海道から沖縄まで全国各地のお客様にご利用いただいていますね。
エンジニアが直接お客様と向き合う仕事 ~開発から保守まで一貫対応~
M.K
このプロジェクトの大きな特徴は、開発だけでなく運用・保守・サポートも直接私たちエンジニアが行うことですよね。自分の開発した箇所だけでなく周辺の知識も広く知っておく必要があるので、それらを共有する体制が整っています。
O.S
自社製品なので、実際にラジオ局さんのところに行って納品し、操作説明も自分たちでしますよね。現地に行くと、開発者目線と使用者目線との違いを感じて、「確かにそうだな」と改めて気付かされることも多いので、それがサポートの仕事の良さだなと思います。
M.K
そうですね。お客様と直接話ができるのは、開発者にとってメリットが大きいですよね。私が普段からお客様対応で心がけているのは、お客様の言葉だけを鵜呑みにしないこと。システム全体としては、実はそこが問題じゃなかったりするので、ちょっと俯瞰してみるようにしています。
O.S
私が心がけているのは、スピード感です。お客様からメールや電話をもらって、どんな不具合かをまず確認し、大きな問題の場合はすぐに対処しなければならないので、可能な限り迅速にレスポンスを返すようにしています。
M.K × O.S
選ばれ続ける理由 ~Harmonyシリーズの魅力~
M.K
当社の強みは、ユーザーと開発者の距離が近いので、要望に即対応できることですよね。こうしたサポートの手厚さが、Harmonyシリーズという製品自体の魅力でもあると思います。それに、放送局ごとに要望が異なるので、それぞれに応じてカスタマイズができるということもHarmonyシリーズの魅力ですよね。例えば、「Harmonyシリーズを導入前の古いソフトの操作方法に慣れているので、前と同じように操作できるようにしたい」という要望などにも対応しています。
O.S
最近はコロナ禍の影響で、「ラジオ局に行かなくても、他の場所から同じようにシステムを使えるようにしたい」という要望も増えていますよね。例えば、「自宅にいてもインターネット経由で会社と同じことができるようにしたい」というオーダーとか。ただ、セキュリティの問題があるし、操作方法も変わってくるので、そこが現状の課題ですね。
M.K
M.K
今の時代、やっぱりクラウドという流れがありますよね。放送局さんは自分たちで機械を持って、資産として保有しているという文化があるので、なかなかクラウドに移行できないんですが、コミュニティ局さんなら、クラウドでできるようになるとハードレスなシステムも可能になるので、より広がっていくんじゃないかと思います。今後はテレビ業界にも展開しようという計画もあるので、どんどんHarmonyシリーズが広がっていくといいですね。
仕事のやりがいと楽しさ ~お客様との関わりから生まれる達成感~
M.K
この仕事の魅力は、お客様から直接フィードバックをいただいて、達成感を感じられることですね。例えば大きな県域局さんに一年ぐらいかけて準備をして、いろんな調整をしながらシステムを導入して、最終的にお客様から「ありがとう」というフィードバックをいただけると、達成感を感じます。
O.S
私も実際に現地のラジオ局に行って、お客様に「使いやすくなりました」と言ってもらえたり、生放送に立ち会ってちゃんと動いていることを確認できたりすると、やりがいを感じます。
O.S
M.K
この業界はニッチなだけに横のつながりが強いので、どこかの局にシステムを導入すると、その評判が伝わって、別の局からも依頼が来るということが多いですよね。
O.S
確かに横のつながりがめちゃめちゃある感じがしますよね。逆に何かトラブルがあるとそれが伝わってしまうという怖さもありますが(笑)。
O.S
サポートで各地へ出張する機会も増えましたね。地方へ行くと美味しいものも食べられるという楽しみもあります。M.Kさんとも一緒に大分や宮崎に行きましたよね?
M.K
そうそう。大分では団子汁、宮崎では地鶏を食べたっけ(笑)。ご当地グルメを味わえるのも楽しみの一つですよね。
O.S
それに、この仕事を通じて、私はラジオが好きになりました。音楽とか音という、みんなが興味のある分野を手がけているということの楽しさもあります。結果が直接見えるという喜びもありますね。
M.K × O.S
自社開発への想いと技術者としての成長 ~ものづくりの醍醐味~
M.K
私は前の職場で自動車関係の組み込み開発をしていたんですが、電話がかかってこなければ1日中誰とも話さないような静かな環境だったんですよ。だから、それよりも今のようにいろんな人と話す機会のある仕事の方が自分に合っているんじゃないかなと思います。開発に取り組んでいるときにお客様から電話がかかってくると、スケジュール通りに業務が進まないこともありますが、お客様の話を聞くことは放送業界の新しい知識を得られる良い機会でもあるので、ポジティブに捉えています。
O.S
私はもともと人と話したりするのがあまり得意ではないので、最初はお客様と話をしたり、サポートで現地へ伺うことに抵抗があったんです。でも、最近はそれにも慣れてきたのかな。今は開発の仕事とお客様との打ち合わせの割合が半々くらいですが、これくらいのバランスがちょうどいいと思えるようになりました。
これから目指すものと就職希望者へのメッセージ ~すべてのことに対応できるチームづくりに向けて~
O.S
M.Kさんは、今後の仕事に対して何か目標にしていることはありますか?
M.K
自分がトップに立ちたいというよりも、開発の精鋭チームを作りたいです。お客様の困りごとを解決したり、要望に応えたりと、すべてのことに対応できるような体制を作っていきたいというのが目標です。
O.S
それは素晴らしいですね!
M.K
M.K
でも、そのためにはもっとブロードキャスト部門のスタッフを増やす必要がありますよね。O.Sさんは、この仕事にはどんな人が向いていると思いますか?
O.S
そうだなぁ…プログラムに興味がある人はもちろんですが、この部門ではお客様とのコミュニケーションも必要ですよね。
M.K
この部署に入れば、コミュニケーション能力は勝手に身に付きますよ。ラジオ好きじゃなくても、うちの部署には結構尖っている人や、いろんなスキルを持った人がいます。例えば画像処理が得意な人なら、それに関連した仕事をしてもらうことも可能なので、ぜひ得意なことをアピールしてもらいたいですね。自分の特技を活かせる仕事が何かしらあると思うから。
O.S
新しい技術を勉強して、それが仕事に活かせるようになるかなという気がしますね。現実世界に直接影響を与えるシステムを作って、電波に乗せて多くの人に届ける。それが私たちHarmonyシリーズ開発チームの醍醐味ですからね。
M.K
技術力はもちろん大切ですが、何より「ものづくりを楽しめる人」に来てもらいたいですね。そして一緒に日本中の放送局を支える技術を作っていきたいと思います。